2002年12月27日、東京オペラシティーで開催された第4回 全日本Mac系大忘年会 in Tokyoに参加してきました。いつもは名古屋の某焼肉店で催されていましたが今年は東京、しかも会場が広いということで170名あまりという例年にない参加者で恒例のビンゴ大会が行われました。そのビンゴ大会、ようやく自分もビンゴになった時に目に付いたのがモリサワOpenTypeフォント基本7書体。有り難く頂戴し、レポートと相成りました。
パッケージの中身はCD-ROM一枚とライセンス関係やインストールに関する印刷物。当然ですが、インストールにフロッピーを使う必要はありません。ただし初回インストール時にはユーザー登録を強制され、インターネットに接続している場合はそのまま送信されます。これはユーザー登録の徹底という意味においては賢明な判断だと思いましたが、私の場合は送信状態から先に進まなくなってしまいました。私のネットワーク環境に問題があるのか、送信した時期が悪かったのか(インストールしたのは大晦日でした)、それとも忘年会の景品だからなのか理由はわかりません。
基本書体というだけあって本文組みに使われるような書体ばかり、性格的にはMac OS Xに付属しているヒラギノ書体に近かろうということで比較してみました。
(上から)リュウミン L-KLとヒラギノ明朝 W3
太ミンA101、見出ミンMA31とヒラギノ明朝 W6
中ゴシックBBBとヒラギノ角ゴ W3
太ゴB101とヒラギノ角ゴ W6
見出ゴMB31とヒラギノ角ゴ W8
じゅん101とヒラギノ丸ゴ W4
こう並べてみると、ヒラギノに比べて自己主張が強くないという印象を受けます。こちらの書体をすべて埋め込んだPDFも作成したので、併せてご確認ください(ダウンロード:約2.8MB)実際のところ、InDesignなどで文字組を行えばそれぞれのフォントの特徴がよりはっきりしたと思うので、将来的に試したいと考えています。